☆自閉症スペクトラムの娘☆

3歳で自閉症スペクトラムと診断された娘の成長と記録

2歳から2歳半

こだわりや癇癪がなく、スケジュールが変わってもなんともない。

常動運動もない、くるくる回るものをじーっと見ない、つま先立ちしない、横目しない、物を並べない、夜はちゃんと寝る、、、

自閉症の特徴に当てはまらない所もあり、多動衝動的なシイナはやっぱりADHDかな?と思ったり。

いやいや、この意思の疎通のとれなさは自閉だよなぁ、、


あ、もしかして両方??




かなり表情が乏しくなってきていました。

前はニコニコしている子だったのに。

写真を撮ってもカメラ目線はなかなか撮れず、下を向いた写真が、多かったこの頃。


私の頭の中は、シイナの発達のことでいっぱい。




2歳2ヶ月、シイナパパの実家に帰省したときのこと。


スシコ的にアスペルガー疑いの義兄も帰省していました。


義兄は突如「この間、⚪⚪って病室で検査したらアスペルガーだったよ~」とサラッと爆弾発言。


その場にいたのは、義母とスシコ。

義母は動揺して「そんな、、え、検査?、、え、」

スシコ「やっぱりか~(心の中の声)」

義母「違う!違うよっ!!アスペルガーじゃないよっ!!普通だよ!」

取り乱していました。

義兄「障害者手帳も貰えるらしいよ」

義母「やめてっ!!違う!アスペルガーじゃない!!スシコさん、ね?」

スシコ「は、はは(苦笑い)」

義母「違うよー!」



義兄はやっぱりアスペルガーだった。

となると、シイナもやっぱり自閉症

私は腹をくくるしかない。

自宅に帰ると発達センターに電話し予約をとった。



発達センターの予約日、ケースワーカーの人に生育歴や困っていることを話した。

義兄がアスペルガーであることも。

ケースワーカーの人は「楽だったんじゃないですか?(子育てが)」と言った。


テレビが好きでつけておくと、ずっと観てるって話をしたからなのか、、

「我が子と意思の疎通がとれないんです、楽じゃないです」と言い返してしまいました(笑)


月に二回集団の療育を受けられること、近々発達検査をすることに。


2歳4ヶ月で発達検査を受けました。

横で見ていたけど、座っていることすら出来ない。

殆ど、いや全滅?ってくらい出来ていない。

親が答えるのもあり、⚪⚪出来ますか?の質問に答えました。

結果は後日。





その結果は


2歳4ヶ月(実年齢)

うろ覚えなので、、

運動姿勢が3歳5ヶ月だったかな。

認知適応、言語社会は1歳を下回る結果。

DQは69(たしか)

軽度の知的障害があるとのこと。

検査がちゃんと受けられるようになったら数字も変わるのか聞いたら、DQはかわらないとのこと、一生。

ケースワーカーの人は、今は運動姿勢が突出していて数字を底上げしているけど、いずれ周りの子との差もなくなる(運動姿勢は)

しかし、認知適応と言語社会はシイナが成長した所で、周りの子達はもっと成長するから差は開くばかり。

いずれ、軽度知的から中度知的になるとのこと。


知的障害のことは考えていなかった私は、呆然。

シイナはアスペルガーなのかと思ったら、カナータイプの自閉症


普通の幼稚園に通ってもついていけない、とも言われました。


失意の中、帰宅。


家で泣きました。

嗚咽をもらして泣いていても、シイナはノーリアクション。

私が思い描いてた子育てとはかけ離れている毎日。

食事がちゃんと摂れなくなり、この頃は痩せました。

(今は戻ったけど)




発達検査にもあった可逆の指さしの問題。

聞かれた名詞のものを指さす、って教えたらできるのかな?

教えたら、すぐできるようになったシイナ。


布で何かを包みますか?って質問に、布を渡したことがなかったから、「うーん、包みません」と答えたけど、、

シイナに布を手渡してみる。

手渡して数秒後、その辺にあった玩具を包んだ。

あれ?包んだじゃん。



親のスシコから見ても、社会性やコミュニケーションは、かなり低く発達障害なのは否めないと思う。

でも、知的に低くないような気がした。

母親の勘。