☆自閉症スペクトラムの娘☆

3歳で自閉症スペクトラムと診断された娘の成長と記録

1歳から1歳半

10ヶ月で歩きだしたシイナは1歳になるとしっかりした足取りで小走りもできるようになり、公園で走り回りました。

自分の足で歩きながら見る世界に心底楽しんでいるようでした。

シイナは臆することなく、突き進む子でした。

振り返らずに。

滑り台も上手に登って滑っていました。

ブランコは抱っこして揺れると怖がりました。(4歳の今でも上手こげない)

言葉は少しずつ増えて、「(自分の写真を見て)シイちゃんいた」「お花あった!」と二言文が出たこともありました。

単語と喃語

そして、喃語?まるで宇宙語のような言葉をよく発するようになりました。

リロリロリロリロリロリロリロ みたいな。

これは、後にジャーゴンというものと気が付くのですが、当時は変わった喃語だなと思っていました。


何といっても落ち着きの無さ、多動っぷりがシイナの特徴でした。

常に動いている。

新しい玩具、玩具でなくても何でも目新しいものに衝動的に手が出て、奪う。

児童館などに行っても、腰を据えて遊ぶことはせず、走り回りつまみ食いのように玩具に手を出して、数秒で次の玩具。

スシコはそんなシイナを追っかけ回し、出した玩具を元に戻し、玩具を奪ってしまえば謝り(奪っても数秒でポイする)ヘトヘトになっていました。

児童館で先生がお遊戯や手遊びをやってくれると、シイナは喜んで一生懸命真似していました。

飽きると走り回る。

児童館は気疲れの連続で次第に足が遠退くようになりました。

公園でもコロコロ遊具を替えていましたが、児童館より気を遣わず気楽でした。

神社や土手を歩かせたり。




そして、1歳半検診。

積み木を積む、は出来ました。

⚪⚪はどれ?は可逆の指さしが出来ないのでやらず。

この時の私は、「可逆の指さしができるかどうか」をチェックしているとは思っておらず、「物の名前がわかっているか」をチェックしていると思ったのです。

私は保健師さんに「本当は出来るんです(名詞わかっています)」と言ってしまいました。

1歳半検診は引っ掛からず、になりました。




1歳半のシイナ。

単語はなかなか増えなくなりました。

ジャーゴンを言いながら走り回り、自分の世界に入ってしまったよう。

「貸して」と言うべきところを「どうぞ」と言う。



とにかく走りまくるシイナを見てADHD


こんなに落ち着きがなくて、動きまくってる子見たことない。

目に入ったもの全てを触ろうとする、触ったそばから次のものへ、、

手を繋いで歩けないし。

ダッコひもは好きで、出先では追いかけるのがしんどくなると、ダッコひも!エルゴ様々でした。



この頃は、ADHDかもしれないという思いもありました。